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家計管理 簿記家計簿

家計管理の管理単位はどうしたら良いか

投稿日: 2018年9月19日      更新日:


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皆さんは家計管理はしっかりしていますか?

家計の管理方法はさまざま。
正解はありません。

それぞれがそれぞれの家庭や生活に合った管理方法を選ぶのが一番です。

今回は、家計を管理するとき、どういう単位で家計として分けて管理すべきかという話をしたいと思います。

目次

僕の管理方法

まずは、僕の家庭の管理方法を紹介しましょう。
僕は4つの家計簿を使っています。

  1. 夫婦・家庭の生活費(給料振込口座)
  2. 個人のお小遣いや資産
  3. 個人事業の管理(青色申告用)
  4. 親からの遺産

という分類で管理しています。

つまり1人で4つの家計簿を付けているわけです。
家計簿を付けない方が知ったら「ゲゲッ」と引いてしまうかもしれませんね。

確かに、4種類の家計簿を管理するのは大変ですし、時間もかかります。
ですが、そんな面倒な管理をするのにははっきりとした理由があります。
それは、「今は大変だけど、その方がしっかりと家計を把握でき、あとあと後悔しない分け方」だからです。

具体的に、どういう管理単位にすれば良いのでしょうか。
次から具体的に説明していきます。

単位を決めるポイント

では家計管理を分けるときに、考えたいポイントを4つご紹介します。

どれも非常に大切なポイントです。
家計管理は、一度始めたらあとから分けることは相当困難です。
家計簿をつけ始めよう と思ったときに、まず以下のポイントを参考にしてどういう単位で分けるかを決めてください。

誰かとの別離のときに分けやすいか

まずは、根底にある考え方です。

例えでわかりやすいのは「離婚」です。
いきなりネガティブな話ですので、拒絶反応が出る方もいるかもしれませんが、結婚生活において必ず離婚のリスクは考えておくべきです。
それは家計において、特に重要になります。

離婚をしてしまった場合に、資産を分けやすい管理にしておくことが重要です。
もっと言えば、離婚により相手に分与する必要ない資産は一緒に管理をしないことです。

  • 給料の振込口座に親から相続したときに受け取った現金を入れておく
  • 結婚前の貯金を給料振込み口座に入れておく
  • 家庭のためではなく私用で使った買い物を家計の管理口座から支出する

などが、やってはいけない管理方法です。

お金は常に動きます。
紙幣に「これは給料でもらった分」「これは親の遺産分」と書いておくことは出来ませんよね
ですので、まずは特有資産である親の遺産と、分与対象の財産である給料振込口座(しかも結婚後の分だけが入っていると良い)ははっきりと分けておくことが重要です。

このことは以下の記事でも詳しく書いています。

これから結婚をするカップルへ。結婚前の貯蓄・貯金・金融資産は公開するな

離婚以外にも重要な別離は、親の死去です。

自身の親が生前残した資産・財産は、その子である相続人、つまりあなたにとっての特有資産となります。
つまり、その分は離婚したからと言って相手に分与する必要がないお金です。

それを明確に口座や家計簿の単位を分けておくことで、いざというときに不要な分与をする必要がなくなります。

まずは、こういう「誰かと別離したときに分与する必要がある分」を明確に単位として分けておくことが重要になります。

他の家系単位に影響しない独立性を持っているか

次のポイントは、その資産やお金の流れが他の家計単位に影響しないか という「独立性」を持つ場合に家計管理の単位を分けるという考え方です。

例えば、結婚前に貯めた貯金は、一切家庭のお金と混同させる必要はありません。
家計の食費が足りないからと言って、結婚前に貯めたお金を補填することはしないですよね。

また、毎月のお小遣いは夫婦で決めた額ですので、その範囲でどう使おうが、逆に言えば使わず貯めていようがそれは自由なお金です。
それは家庭の家計とは独立して管理すべきでしょう。
逆に家庭の家計に入れてしまうと、自身の趣味で買った支出が家庭の家計計算に含まれてしまい、結婚前後で線引をすることが後々困難となります

お小遣いは完全に自分個人のお金として独立して管理すべきだと思います。

情報の隠匿性

次に、家計簿を公開するかしないか という観点での分け方です。
例えば、僕が結婚前に貯めた貯金は一切妻には公開していません。

それを成せるのは、結婚後の家計とそれ以前の家計を別単位にして管理しているからです。

結婚後に形成した資産は、妻や子供を含め、家庭全体の資産として資産状況を公開したり説明する機会もあるでしょう。
そういうときに、隠匿しておきたい資産は別の単位で管理をするということが出来ていると、便利です

そういう意味で、僕は親からの遺産を別に管理しています。
家庭のお金と認識してもらっては困るし、そもそも妻に見せたくもないお金だからです(笑)

管理コスト

最後に重要なのは、管理コストの問題です。

いままでの3つはどちらかというと、別の単位として管理すべき理由やメリットという意味合いが大きかったです。
でも、この管理コストについては、管理を分けることのデメリットを考える項目です。

つまり、家計をいくつもの単位に分けて管理するは、管理する人の管理コストが掛かるのです。

コストは「お金」とは限りません。帳簿を付けたり、資金繰りを考えたり、銀行口座を分けて管理したりという手間も含めてのコストです。
この観点も重要だと思います。

考え方によっては、

・家庭の家計と子供の貯金は別で管理していこう
・自分のお小遣いと結婚前の資産は別で管理しよう

など、細かくしようと思えばいくらでも単位を増やすことは可能ですが、その分管理コストが積み重なりますので、程々にして、必要最小限にすることが重要です。

まとめ

以上が、家計をどういう単位で分けて管理するか という考え方のポイントです。

管理する手間と、分けることによるメリットのバランスが取れるような最適な管理方法を考えて見てください。

家計管理は、後から分割するのは大変です。
なるべく早い段階で、資産を分けて管理する事が重要です。







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お金関係に詳しいアラフォー子持ちブロガー。

副業でせっせとお小遣い増を目論むも、副業が順調すぎて脱サラ&法人化を実現しました。

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