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Python

これだけ読めばOK。Pythonのパッケージ管理システム「pip」入門と使い方

投稿日: 2018年9月18日      更新日:


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Pythonを学ぶときに、必ずと言っていいほど使うであろう、外部モジュールですが、中には別途インストールが必要な物も多いです。

そのときによく使うのが「pip」というPythonのパッケージ管理システムです

このサイトの他のPython講座でも頻繁に外部モジュールは使っています。
その実行の際にエラーが起きないよう、こちらでpipを学習して、不足モジュールを自分でインストールできるようになってもらえれば嬉しいです。

ではスタート!

目次

pipとは

まず、pipとは何でしょうか。

wikipediaによると、

pip(”Pip Installs Packages” または “Pip Installs Python”)はPythonで書かれたパッケージソフトウェアをインストール・管理するためのパッケージ管理システムである。

と書かれています。
そのままですね^^;
Python専用のパッケージ・モジュールの管理システムのことです。

例えてみましょう

例えば、あるAというプログラムを作るのに、Bというモジュールが必要だとします。
でも、あなたのPCにはBというモジュールは組み込まれていません。

ですので、BというモジュールをPCにインストールしたいのですが、実はBは、Cという部品とDという部品が更に必要だとします。
すると、結局CとDをインストールしないとBが動かないので、結局CもDも手動でインストールが必要ということになります。

そんなの面倒くさいですよね。

Bというモジュールをインストールすれば勝手にCもDもインストールされた方が楽に決まっています。

ということで、そういったモジュールやパッケージの依存関係(今回の説明だと、BはCとDに依存しているわけですね)を管理するためにpipが生まれました。

pipを実行すると・・・・

ここまで読んで察しがつく方が多いと思いますが、Bというモジュールをインストールすると、自動的にCもDもついてインストールしてくれるのが、pipです。

OSにより、pipの使い方は微妙に異なりますが、

pip install B(モジュール名)

と打ち込むだけで、自動でCもDも一緒くたにダウンロードしてインストールしてくれるので超便利ですね。

pipの使い方

では、続いて具体的なpipの使い方をご紹介します。
残念ながらこれについては、OSでも異なりますし、それぞれのPCの環境にも依存することがあります。

ひとまず、代表的な環境でそれぞれ説明したいと思います。

Windowsの場合

スタートメニューを表示させ、「CMD」と打ち込むと、コマンドプロンプトが立ち上がります。

この状態で、以下のように入力します。

例)bs4パッケージをインストールする場合
pip install bs4

pip install の後に、インストールしたいパッケージ名を指定するだけです。

これで、bs4というモジュールと、その動作に必要なモジュールが全てインストールされます。

このような画面が出てきます。

パッケージのダウンロードを行い、そのままインストールまで続けて行ってくれます。

Macの場合

Macの場合は、ターミナルアプリを立ち上げ、以下のコマンドを入力してください。

例)bs4パッケージをインストールする場合
pip install bs4

としてください。

動作自体はWindowsのそれと違いはありません。

pip自体のアップデート

pipコマンドは、それ自体がPythonで作られています。

バージョンアップもすることがありますので、pip自体のアップデートが必要になる場合もあります。

その場合は、以下のコマンドを入力してください。

pip install –upgrade pip

これで、最新バージョンのpipプログラムがインストールされます。

頻繁に行うことはないですが、覚えておくと良いでしょう。

その他のpipのコマンド

pipは、よく使うinstallコマンド以外にもいろいろなコマンドがあります。

こちらで代表的なコマンドを紹介しますね。

パッケージのアンインストール

pip installとは逆に、PCからアンインストールする場合は

pip uninstall ○○(パッケージの名前)

というコマンドを入力してください。

今どきのPCはHDDが足りなくなるということはないでしょうが、不要なパッケージは置いておきたくない場合や最小の構成で動かしたい場合などはアンインストールができます。

インストールされているパッケージのリストを表示する

pipを使って沢山のパッケージをインストールしていると、どのパッケージがインストールされているか忘れてしまうことがあります。

また、PC環境ごとに異なるインストール状況を確認したいときは、

pip list

と入力します。

PCにインストールされているパッケージ名とそのバージョン情報が一覧で表示されます。

まぁまぁ使うことがあるでしょう。

パッケージのダウンロード

パッケージをインストールせず、ただダウンロードする場合には

pip download ○○(パッケージの名前)

とします。

通常は一緒にインストールもすると思うのであまり使う機会はないかもしれません。

まとめ

以上が、pipコマンドの説明です。

Python以外にもPHPではcomposer、RubyにはGEMなどの同様のコマンドがあります。

どの言語を使うにしても非常に簡単に必要なパッケージやモジュールをインストールできますのでどんどん活用して、世界中に沢山配布されている便利な機能を使って行きましょう!







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