随分更新をサボってしまいました。
ココ最近は非常に仕事が忙しく、連日深夜まで仕事をして、早朝からサラリーマンとして会社出勤して・・・・
の繰り返しで疲弊をしています。
と、まぁとりあえずの弱音を吐いてしまいました。
本日、確定申告書を提出してきましたので、少しそんな話をしたいと思います。
目次
申告書は事前に作成
まぁ事業をしている方はほとんどが確定申告書は自分で作って、税務署にはただ提出しに行くだけ、という方が多いのではないでしょうか。
昔に比べ、国税庁のホームページの確定申告書作成コーナーは使いやすくなっており、一切計算機を叩かなくても全部計算してくれます。
また、個人個人によって異なる必要書類のチェック表なども作成してくれますので非常に便利ですね。
これを使わない手は無いでしょう。
もちろん僕も事前に作りました。
・・・といっても、本日の朝方3時ころまで必死に書類を集めたり内容のチェックをしたりと結構バタバタしていたわけです。
過去最高に複雑だった申告内容
今年は自分史上最高に複雑な確定申告となりました。
理由は、所得の数も多く、控除の数も多いことです。
所得の種類
今年は、給与所得を基本として、事業所得や雑所得(太陽光発電からの所得)と、所得の種類が盛りだくさん。
特に太陽光発電関連の所得計算はギリギリまで事業所得とするか雑所得とするかで迷っていた部分があり、結果として申告書を作るのがギリギリになってしました。
この所得区分は実際に議論が分かれるところで、できれば事業所得として副業収入に混ぜてしまいたかった部分ではあります。
ですが、どうも僕の状況からは雑所得として分類されそうな感じでしたので、おとなしく雑所得としました。
雑所得であっても減価償却の計算書を自分用で作って、収益を発生基準で認識して、、等結構考えなきゃいけないことが多く、調べる時間がかかりましたね。
年末調整してなかった
2018年の給与所得については、年末に保険関連の書類を集めるのも大変だっったので、扶養控除とか社会保険料控除といった、最低限の年末調整の範囲しか会社でやってもらいませんでした。
どうせ確定申告が必要だからその時で良いか、という考えです。
もちろんそれでも計算は同じなんですが、確定申告のときの書類が膨大に増えてしまったので、今となっては年末調整で処理しとけばよかったと反省。
控除の種類も多い
所得の種類も非常に多いです。
年末調整していなかったことで
- 親の分の社会保険料控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
などの書類準備や計算をする必要があったことは上記でも触れましたが、更に
- 医療費控除
- 住宅ローン控除
- 寄付金控除
- iDeCoの確定拠出年金等控除
といった、あまり普通では取り扱わない控除も多かっったことでいろいろな書類を作る必要がありました。
住宅ローン控除1年目の計算書や書類集め
今回非常に骨を折ったのは、住宅ローン控除の1年目のため、計算書を作る部分。
銀行からの残高証明はそのまま転記するだけなので難しくは無いんですが、僕の場合住宅メーカー1社への支払いではなく、
- 住宅本体
- 水道管引き込み工事
- 太陽光発電
という3つの大きな支払いがそれぞれ分かれてしまっているのです。
それのせいで、住宅ローン控除に該当するかの判定や、どこまで取得対価に含められるかの判断を迷う部分が多かったです。
特に太陽光発電設備は、住宅の屋根に設置した分と野立てで作った分を按分して取得対価を計算する必要があったり、本当に難しかった。
この辺、あまり税法にも明確に書いて無いんですよね。。
株式売却損の繰越手続き
更に、昨年の株式投資の損失分を3年間繰り越すための計算書も作ったので、これも年間取引報告書や繰越計算書が増えました。
来年は少し楽になるのかな
以上、今年の確定申告は非常に手間がかかったという話をしました。
2019年はまだ始まったばかりですし、消費税増税の影響はまだ事業所得の規模が小さいので関係ないし、住宅ローンも2年目からは簡単になるだろうし、、
という面を考えれば大分楽になるのではないかと予想しています。
今回は、それぞれの控除要件に当てはまる内容かという点が気になります。
2018年分は所得税ゼロでした
住宅ローン控除は年末借入残高の1%が控除されます。
頭金ゼロで建てたので、全額借り入れとして控除を最大限に活かす計算です。
本当は住宅ローン借りなくても全額一括で支払えるのですが(笑)
それをしないのは、1%の控除と借り入れ金利0.58%の差分が儲かる計算なのであえて借り入れをしています。
更にその借入分はネット定期にあずけていますので年間0.25%程度ですが金利も付きます。
つまり、1%-0.58%+0.25%=0.67%分が借り入れ残高に対して利益が発生するのです。
2500万円かりましたので、約17万円得したわけです。
所得税で引ききれなかった部分は2019年の住民税から引いてもらえる大サービス控除。
僕はこのおかげで所得税がゼロになりますので、給与の源泉徴収分と事業所得の予定納税で支払った前払い税金が全額返ってくる計算です。
ふるさと納税も10万円分くらい返礼品をもらって、かなり目一杯節税が効いています。
みなさんもしっかり税金と向き合い、少しでも払いすぎた税金を取り戻しましょうね。