旅館やホテルの「浴衣で朝食行ってはいけない」理由を考えてみた

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何故ダメなんだ。浴衣で朝食

旅行。良いですねぇ。。
普段の疲れを癒やしてくれる、温泉に、食事に、観光地に、、、

そう頻繁には行けませんが、年に1回程度やってくる至福のとき。。

そんな楽しい旅行で重要なのが、「ホテルや旅館」ですよね。
ホテル・旅館が旅行の良し悪しの最大のポイントだ。という人も多いと思います。

当然私もそうなんですが、どうしても納得が出来ないことがあります。

それは・・・・・

 

「何故ダメなんだ！浴衣で朝食！！！」

 

ということです。

・温泉旅館
・ビジネスホテル
・カプセルホテル

等、あらゆる宿泊施設が「朝食は私服で」と案内しています。
これが納得できない。

特に温泉旅館に行ったら、

「旅館に着いたら1回、食事前に1回、食後に1回、深夜に1回、朝起きて1回、朝食後に1回」

温泉に入るに決まってます。多分！
なのに、なのに、朝食を私服で食べたらまた浴衣に着替えて温泉行かなきゃダメじゃないか！

ということで、なんで「朝食は浴衣ではダメなのか」を真面目に考察してみました。

理由を考察

いくつか考えたんですが、個人的には次の3つにまとまりました（勝手にまとめるなって？）

理由1：宿泊部屋以外は公共部分。だから部屋を出る時は浴衣はマナー違反。

理由2：浴衣のまま朝食を食べると浴衣が汚れるからホテル・旅館のスタッフが困る。

理由3：朝食後は風呂を入らずに早く帰ってほしいというホテル・旅館の思い。

以上の3つです。1個ずつ詳しく見てみましょう。

 

理由1：宿泊部屋以外は公共部分。だから部屋を出る時は浴衣はマナー違反。

なんとなく、日本人の「マナー意識」をくすぐるような理由ですね。

なんとなく理解はできそうです・・・・・

 

 

 

いや、全然理解できん！

 

 

だって、朝食後以外の時は露天風呂や大浴場に行くのに浴衣OKじゃん。
旅館着いてすぐ浴衣に着替えて温泉行っても誰も文句言わないし、ホテルの人もフロントの前を通っても
「ごゆっくり」とにこやかに対応してくれます。

それかホテルの人も「あいつマナー違反だけど仕方なく許してやるか」なんて思ってるのでしょうか？

いや、違う。絶対に違う。

となると、この理由はちょっと違うような気がします。

次に行きましょう。

 

理由2：浴衣のまま朝食を食べると浴衣が汚れるからホテル・旅館のスタッフが困る。

なるほど。

確かに、朝は起きたてで頭もぼーっとしてるし、握力もありません。
お箸をまともに持てず、バイキングのスクランブルエッグをこぼして浴衣がベッタベタ・・・

それか、牛乳をこぼして浴衣が雑巾臭く・・・・
なーんて事もあるかもしれません。

それはホテルの人も困りますよね。。。。

 

 

 

いや、全然理解できん！

 

 

だって、夕食は宴会場で浴衣OKじゃんか！
更にその後、浴衣でバーに行ってもいいじゃん！

夕食で酒飲んだ時の方が手足がふらふらだから食べ物・飲み物をこぼすことになりますよね。

そう考えると、この理由も何かスッキリしない。

最後に、、

 

理由3：朝食後は風呂を入らずに早く帰ってほしいというホテル・旅館の思い。

この理由はどうでしょう。

朝食をダラダラ食べて、そのまま温泉に行くことを考えてみます。

7:30に朝食を食べ、8：00に食べ終わったとして、そのまま風呂に行く。
そうすると8:30位まで風呂に入ることになります。

その後部屋に戻って、のぼせた体をふにゃーと伸ばしてテレビ見て・・・
人によっては二度寝するヤカラまで出る始末です。
とやってると、あっというまにチェックアウトは9:30位にはなってしまいます。

ホテル・旅館はその日のチェックアウト後、すぐに部屋の清掃をはじめて、夕方にはもう次のお客さんを迎え入れなければいけません。
確かに宿泊客全員がダラダラMAXチェックアウト時間まで居られると清掃スタッフがバタバタになるのは目に見えます。

そう考えると、この理由が一番しっくり来ますね。

うん、多分そうだ。

ということで、私としてはこの理由で納得することにします！！

それでも理解できないのは、その理由を全く伝えず、さも当然のように「朝食会場への浴衣でのお越しはご遠慮ください」の案内だけで済ませていることです。

そりゃ

「早く帰って欲しいので、朝食を食べた後はお風呂に入らずさっさと帰って下さいありがとうございましたホントに」

とは口が裂けても言えない、書けないとは思いますが、何か納得できるような理由が欲しいのが我ら一般市民です。

 

やっぱりなんかスッと腹落ちしない

考えれば考えるほど、スッキリとしない点が多いこの問題。

結局はホテル・旅館のルールに従うしか無いことは分かるので　クレーム言ったりルール破ったりと言ったアウトローな行動は取ることはありませんが、できれば「朝食も浴衣OK」の宿泊施設が増えることを願っています。