子供のいる家庭で困るのは、人数が多いので外食時に高くつくことですよね。
でもたまには外食に連れて行ってあげたいし、、
というのが親の気持ちではないでしょうか。
そういうときに活躍するのが「株主優待制度」です。
上場している外食企業では、株価の上昇・維持のために株主対策として魅力的な株主優待を行っているところが多くあります。
その中でおすすめしたいのが、ファミリーレストラン「ガスト」や中華レストラン「バーミヤン」 ステーキレストラン「ステーキガスト」等を展開する大手外食会社「すかいらーく」の株主優待です。
今回はすかいらーくの株主優待の魅力についてお話したいと思います。
目次
株主優待内容
ではまず肝心の株主優待の内容を見てみましょう。
権利確定月 |
6月、12月 |
優待内容 |
お食事券(500円の金券を複数支給) |
優待内容(100株以上) | 6月 3,000円分 12月 3,000円分 |
優待内容(300株以上) | 6月 9,000円分 12月 11,000円分 |
優待内容(500株以上) | 6月 15,000円分 12月 18,000円分 |
優待内容(1000株以上) | 6月 33,000円分 12月 36,000円分 |
このような内容になっています。
最低の購入単元である100株でもなんと年間6,000円分ももらえちゃうのです。
ガストやバーミヤンはファミレス業態の中でも安い部類に入ります。
そこで6,000円分ももらえればずいぶん沢山の食事ができますよね。
年2回権利確定月がありますので、株を購入するタイミングも測りやすい点が魅力です。
絶妙な優待内容設定
すかいらーくの株主優待制度の優れている点として、「保有株数に正比例以上の優待内容である」という点です。
どういうことでしょうか。
一般的な株主優待制度は、例えば100株で1,000円分、300株で2,000円分、1,000株なら5,000円分 のように、沢山株を保有するほど単元当たりの還元率が下がっていく内容がほとんどです。
ということは、沢山の株を買ってもそれに見合う優待がgetできないため、投資家は最低単元の株を購入するのがほとんどになってしまいます。
さらに、同じ300株買うにしても1人で300株買うくらいなら家族の名義で1人100株ずつ3単元購入する みたいな買い方をする場合がとても多いです。
それはそれで上手な株式の購入方法ではあるんですが、購入する手数料ももったいないですし管理や税金の計算面でも面倒ですよね。
本当なら一人で300株買いたいのが本音だと思います。
その点で、すかいらーくは投資家心理をよくわかっており、沢山株を買っても損した感を与えない設定で、むしろ沢山持っていれば単元当たりの内容が良くなっていくようになっています。
つまり安心して株を買い増す事ができるわけですね。
こうしてどんどん個人に株を保有させることで株価の安定を行っているのです。
配当もある
すかいらーくの株式には株主優待の他に配当金の制度もあります。
配当金はその年度の業績によって変動する可能性も高く、固定のインカムゲインとして考えてしまうのは危険な面もありますが、ひとまず最近は安定していますのでこれも投資のリターンとして計算しておくと良いでしょう。
1株38円となります。
これが年間2回(6月・12月)に等分させ配当されます。
つまり1回19円ですね。
100株持っていれば、1,900円を2回で年間3,800円となります。
投資額が割と安い部類の株ですので、3,800円でも大きいです。
必要な投資金額
次に、必要となる投資金額を見てみます。
株価は常に動いているのでその時点の株価を参考にしてほしいですが、この記事を書いている時点では1株1,699円です。
つまり、100株買うには169,900円が必要となります。
他の外食株よりは非常に買いやすい価格であると思います。
利回り
では、すかいらーくの利回りはどうなるでしょうか。
1株1,699円で仮定をしますと、
年間配当:3,800円
年間株主優待券:6,000円分
合計:9,800円
利回り:9,800円÷169,900円=約5.77%
という計算になります。
なんと利回りは5%以上となり、非常に高利回りと言えるでしょう。
ここまで条件の良い株はそんなに無いですね。
まとめ
以上、すかいらーくの株主優待制度や利回りについて見てきました。
この超低金利時代において、5%以上の利回りで運用できて、さらに美味しく外食もできるのは本当に魅力的ですよね。
家計の節約にもなり、子供も笑顔に。
そんなシーンが想像できます。
私も4月頃に購入してからは順調に株価も上がってきていています。
6月の権利確定日が近いので 投資を検討されている方は今がチャンスとも言えます。