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ひとりごち 副業

副業から独立するために必要な副業収入はいくら位あれば良いか

投稿日: 2018年7月12日      更新日:


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本業はサラリーマン、でも夜や土日に副業してます。
という人が増えています。

副業での収入が増えてくると、ついつい「夜や土日だけでこれだけ儲かるなら独立すれば全然今の給料より沢山稼げるじゃん」というような考えを持ってしまうものですよね。
私も同じような事を考えることが無いとは言えません。。

今回は、そんな副業から独立を考えたときに、どれだけ稼げればサラリーマン時代の生活水準がキープできるか というような話をしたいと思います。

目次

独立するために必要な収入は、給与収入の150%は必要

まず、結論をお伝えしたいと思います。

基本的には、サラリーマンの年収(税引前の額面金額)が500万円程度の場合だと、その1.5倍を独立後は稼がなければいけません。
つまり、独立後は750万円は稼ぐ必要があるという計算です。

いくら副業が調子いいからといっても、なかなか年間750万円はゴツい数字だと思いますよね。
その根拠を書いていきます。

人は生活水準を簡単には下げられない

まず、なぜ750万円もの稼ぎが必要になるかというと、やはり人は一度固定させた生活水準は簡単に変えられないという点が挙げられます。

サラリーマンで年収500万円かつ配偶者がパート勤務で年収100万円程度だと考えると、世帯年収は600万円。
そこまで余裕のある暮らしは出来ないはずです。
特に子供の教育費が掛かる小学校高学年以上だと、ある程度切り詰めていかないと貯蓄ができる状態では無いでしょう。
(もちろん、持ち家かどうか等の事情もありますので、一概に言うことは出来ませんが、、)

500万円の年収だと、おそらく手取りは420万円位になるかと思いますが、12ヶ月で等分すると35万円の手取りです。
なんとか普通の生活ができるレベルではありますが、贅沢もできない。
この状態より生活レベルを下げるのは、かなり難しいものがあるでしょうし、家族の賛同も得にくいと思います。

収入に波がある

また、独立した場合は給料のように毎月安定して入ってくるお金はありません
むしろ、かなり収入に波があるのが普通でしょう。

その状況は想像するより辛いものがあります。
家賃や水道光熱費等、定期的に安定してかかってくる固定的な費用が多いと思うので、その支払いを考えると不安も生まれます。

次の月にその分多く入るという目処や確証があればまだ良いですが、実際そのような状況もあまり無いと思います。
そういう意味で、収入に波があってもなんとかカバーできる水準として、1.5倍程度の収入は必要となります。

会社負担分のコストは思ったより大きい

次に、サラリーマン年収500万円ということを掘り下げてみます。

実は、500万円の他にも、
・厚生年金の半分を会社が負担
・雇用保険の半分を会社が負担
・厚生年金で将来年金額が増える
・退職金の積立を別に会社がしている
・PC等の備品・道具は会社が負担して準備してくれる

等といった、目に見えないメリットが500万円以外の部分で得られているのです

実質、独立をしてしまうと
・自分で年金を支払う必要がある
・雇用保険(失業給付)は受け取れない
・退職金は無い
・国民年金では将来の年金額が少ないので、自分で国民年金基金等の年金を積み立てる必要がある
・PC等の備品等も自分で用意する
・空調の光熱費等も自分で負担をする必要がある

等の沢山の負担が増えます。

当然分かっていて独立する人もいますが、サラリーマンから独立したときに一番負担に感じるのが上記のような部分だと聞きます
経済的に直結する部分ですので、サラリーマンと同程度の福利厚生体制(福利厚生という言葉も独立するとありませんが、、)を確保しようと思うと、それだけでサラリーマン年収の30%程度の上乗せは必要になります。

病気などの時、フォローが効かない

独立をするということは、収入等をダイレクトに得られる代わりに、リスクも自分で被っていく必要があるということです。

特に大きなリスクは、病気や怪我でダウンしてしまった場合に、仕事が出来ない間の収入は無くなってしまうということです。
もちろん、保険等でカバーできる場合もありますが、それはそれで保険代の追加というコストも掛かります。

サラリーマンであれば、仕事自体も他の人がカバーしてくれますし、会社からのお見舞い金や有給消化等で経済的な不利益が起きないように配慮もしてくれます。

私も過去に大きな交通事故をしたことがあり、数週間身動きが取れませんでしたが、その間の収入は特に減少しませんでした。
これはサラリーマンである大きなメリットです。

こういう意味のバッファーとしても、独立後の収入はサラリーマン収入の1.5倍程度の収入が必要になるという意味となります。

独身で結婚願望が低ければ最低200万円あればOK

今までは、あくまでも配偶者や子供、ある程度高齢の父母等が居る前提でのお話でした。

家庭環境は様々ですので、人によっては結婚願望が無く独身でも構わないという考えだったり、継ぐべき家が無い次男等の場合はまた違います。

そういう場合は、正直何も守るべきものがない状態ですので、既婚者よりはぐっと障壁は下がります
最低限の生活が送れればなんとか生きていけますので、年収200万円程度稼げる目算があるなら独立をしてしまってもギリギリですがやっていける場合もあるでしょう。

かなり最低限の生活にはなってしまいますが、なんとかなるでしょう。

まとめ 「家族の理解が一番大事」

独立するときは夢があり、希望に満ちあふれて居ることもあって脇が甘くなりがちです。

収入が保証されることもなく、場合によってはゼロという可能性もあります。
ある程度余裕を持った収入計画が立たない限りは、独立というのは家族や生活を犠牲にしてしまう可能性もあるという事をまずはしっかり認識したいものです。

もちろん、どれだけ計画を緻密にしても独立には不確定要素が消えることはありません。
どういうリスクがあり、どれくらいの収入の目処が立ちそうか等、真剣に家族に伝え納得をしてもらった上で独立しないと、その後の生活が崩壊する危険性があります。

必ず理解を得るということを第一に考えて独立をしてくださいね。







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お金関係に詳しいアラフォー子持ちブロガー。

副業でせっせとお小遣い増を目論むも、副業が順調すぎて脱サラ&法人化を実現しました。

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