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目次
KDDIから値下げプランが発表されました。
KDDIから、2つの新料金プランが発表されたようです。
「auピタッとプラン」
「auフラットプラン」
がその2つで、7月14日から提供されるようです。もうすぐですね。
「auピタッとプラン」とは
データの利用料にあわせて5段階の低額料金が自動的に適用されるようです。
なるほど。自動ね。自動は良いことばかりではないですね。
データ容量の場合はそれほど細く通信量をコントロールすることは一般的に難しいと思います。
OSの機能やアプリの機能で通信量を把握することや、制限を設ける事はできるかもしれませんが、やはりライトユーザには少し荷が重いかもしれません。気づいたら20GB の区分まで行ってた なんてことも、十分あると思います。
ちなみに、データ容量については
1GBまでは2,980円
2GBまでは3,980円
3GBまでは4,480円
5GBまでは5,480円
20GBまでは6,480円
ということみたいです。
ただし、今年12月31日までに新規・機種変更時にこのプランに加入の場合に限り、月額が1,000円オフになるみたいです。1年間のみですが、、、
1GB当たりの通信料単価
通信量ごとの単価を見てみます。
1GBまで 2,980円/GB
2GBまで 1,990円/GB
3GBまで 1,493円/GB
5GBまで 1,096円/GB
20GBまで 324円/GB
なるほど。1GBまでで2,980円ですか。
正直、「なめとんのかい」的な料金だと思います。
3GB位まではそんな感じ。
DOCOMOやsoftbankと比べると
恐らく、今回のプランは20GBでお得感を出すのが一番の目的だと思いますので、20GB での比較をしてみましょう。
ライバルである、NTT DOCOMO や softbankと比べると、、
<DOCOMO>
ひとり向けのパケットパック(データパック) が 20GBで6,000円(通話基本料含まず)
1GB当たりの単価は300円
<softbank>
ギガモンスター 20GBで6,000円(通話基本料を含まず)
1GB当たりの単価は300円
となっています。通話と20GBで4,500円というauの今回のプランは、DOCOMOやsoftbankの同容量プランと比べると、たしかにお得感はあります。
データ容量をバリバリ使う方にとっては、たしかに3社の中ではau一択という事になると思います。
MVNOとくらべて
恐らく、今回のauの仕掛けのもう一つの狙いとしては、急成長しているMVNO(格安sim)に流れる層を食い止めたいという意図もあると思われます。その観点で見て、MVNOの代表的な企業である
LINEモバイルと比較してみます。
<LINEモバイル>
残念ながら、データ通信量としては、10GBのプランが最高です。
通話基本料+データ10GB プランで月額3,220円となり、1GB当たりの単価は322円となり、これまた単価としては大手キャリア3社と比べても最強です。
もちろん、通信品質とか通話品質とかそういう定性的なものは比較対象としてませんので、それらを考慮するとまた結果は変わってくるのかもしれませんが、正直、今回のauのプランでMVNOへの流出が止まるかというと、それは正直あまり期待できないんじゃないかな?と思います。
んで、結局どうなの?
正直、私としては20GBのパケット通信量というプランがあんまりピンと来てない部分があります。「そこまでスマホとかタブレットで通信するか?」って。
私自身、スマホはOCNの1日115MBの通信量(1日繰越も出来るからありがたい)で全然余裕ですし、仕事(WEBの仕事ですので結構通信容量は使います)でモバイルルータ用の月額974円で3GB使えるMINEOのsimで十分というのが現状。
それを考えると、やっぱりまだまだ高いなー と思います。
でも、実際はまだそれほどMVNOは浸透していないのが現実だと思います。
いざ3大キャリアからMNPしようとすると色々と面倒だったり何がしかの不安だったりで踏み切れない人は多いと感じます。周りに勧めても興味は示すけど結局そのまま使ってる人ばかりです。
更に大手キャリアの端末代割引サービスとかもなんとなくMNPする気を削いでるんでしょうね。この辺りは総務省が勧告する端末代と利用料の分離をもっと強烈にすすめてほしい。ホントにケータイの料金体系はわかりにくい。
ということで、今MVNOを使っているヒトにとっては全く食指が動かんよ。という結論。