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小室哲哉氏が引退
2018年1月19日、音楽家の小室哲哉氏が記者会見にて引退を表明しました。
突然の報道で、個人的には2008年に詐欺で逮捕されたときと同じかそれ以上の衝撃を覚えています。
ぶっちゃけ、昨夜もHDDに貯めてあるmp3から華原朋美のI BELIEVEとか安室奈美恵のTK時代の曲を聞いたくらいです。
[参考]https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801190000359.html
引退の理由
どうやら、不倫疑惑が報じられたみたいです。
その疑惑のことも全く知らなかったわけですが、この疑惑についての真偽については会見では完全に認めているわけでは無さそうです。
あくまで、騒動に対してのケジメ としての引退のようです。
しかし芸能界、不倫報道多いですねーー。
(芸能界に限った話ではなく、身近なコミュニティにも腐るほどありますが)
こういう報道が出るということは、ある程度ウラが取れているという事でしょうから、実際は「クロ」の可能性が高いのだと思います。
ホントショックだ
30代の僕としては、青春時代、「小室プロデュース」、「小室サウンド」、「小室ファミリー」のキーワードに代表される文化にガッツリはまっていまして、TKプロデュースの楽曲に触れて来ました。
小室サウンドが大好きで、TMNetworkにはじまり、trf、globe、華原朋美、安室奈美恵などの有名所の当然CDは発売日に購入(又はレンタル)していました。
少しマイナーなKiss Destination とか、あまり有名ではないCDも買うくらい、小室哲哉氏のサウンドが好きでした(というか今も好きです)
小室氏に憧れ作曲もやってました
更に、彼の小室サウンドに憧れ、高校時代からは作曲・DTMをはじめました。高校時代は勉強よりも音楽をやってた時間の方がずっと長かったと思います。
音楽も「もろ小室サウンド」を模した曲ばかりでした。ピコピコ音好きなんですよねー。
作曲・DTM自体は2004年頃にすっぱり止め、今は年に数回キーボードを弾いたりする程度ですが、間違いなく僕の人生において一番「尊敬」していた人の一人でありますし、影響を受けた人という意味ではダントツNo1と言える人物です。
彼の音楽について考えてみた
それほどに影響を受けた彼の音楽について思い出してみます。
94-96年辺りがピークだったな。。
94年にTMNが解散し、ソロ活動・プロデュース活動を強化しだした矢先、篠原涼子の曲が200万枚売れ、同時期にtrfもミリオンセラーを連発します。
95年には元日を皮切りに3ヶ月連続シングルを発売したtrf、そしてダウンタウン浜田雅功とのHjungle with T で200万枚など、黄金期でした。また、自身が正式メンバーとなるglobeも始動した印象深い年でした。
96年には、オリコンランキングを1位から5位まで独占した事もあったり、200万枚以上のセールスを記録したりと、華々しい記録を打ち立てたことは多くの人が知ることだと思います。
97年には、従来のテクノ・ハウス系から、ややロック力を強め、ピアノ・シンセからギターへのシフトを感じた頃です。個人的には、あんまり好きではない時期です。
彼なりに自身の音楽の限界を感じ始めた頃なんじゃないかな と思います。
98年には再びシンセ系のサウンドに戻りました。象徴するのが、映画「SPEED2」のテーマ曲のTKリミックスです。いかにも小室サウンドで個人的には大好きでした。
まだまだブームは続いていた頃です。
その後、小室氏にとっても大きな転機になる宇多田ヒカルがデビューし、J-POP界は一気に「R&B」への流れを強めました。従来のテクノ・ハウスからなる小室サウンドとは相反する音楽の潮流に、小室氏自身も潮目の変化と限界を感じたと言っています。
そして、その流れに沿うように、R&B的な音楽を安室奈美恵や自身のプロジェクトTrue Kiss Destinationで始めますが、音楽性のシフトに着いていけない小室世代からはそっぽを向かれた印象がありますね。私も一応CDはレンタルしていましたが、正直好きにはなれなかったのを覚えています。
音楽が売れない時代になったことも影響して、その後彼は一気に市場から姿を消していきました。
そんな中、2008年に詐欺事件で逮捕・起訴に至り、完全に彼の時代は幕が降りました。
しかし、不倫がホントならダメ男だな
さて、報道の不倫に話を戻すと、手を組んで歩いている所を押さえられたりしているようです。
本人は大人の関係は否定しているようですが、もし報道が本当だとしたら、、
正直、ダメ男ですな
逮捕された時にavexの松浦社長に受けた大きな恩(詐欺被害者への返済金を肩代わりしてくれた)を仕事で返せていないばかりか、自分のどん底時代を支えた妻KEIKOの闘病中に何やってんの?って感じです。
でも、もし本人が否定するように単なる治療での付き合いだとしたら、報道が最低と言わざるを得ません。