消費増税が行われ、庶民の暮らしがより一層厳しくなってくると重宝するのが、「リーズナブルな外食」です。
その代表格と言っても良い「かっぱ寿司」ですが、増税の影響は受けていないんじゃ?と思えるほど客足は好調に思えます。
寿司といったら、アルコール。
美味しいお寿司とビールの組み合わせは最高ですよね。
でも食事に比べてやや割高感があります。
今回は、かっぱ寿司で販売されている生大と瓶ビールのどちらがお得なのか?というテーマで書いてみたいと思います。
目次
かっぱ寿司で販売されているビール
この記事を書いている時点でかっぱ寿司で販売されているビールは、画像のとおり4種類です。
瓶ビールは中瓶ですので、500mlです。
生中はちょっと量が少なく、どうせおかわりをする運命にある(?)ので、今回は生ビール大と瓶ビールを比較することにしましょう。
ビール量の比較
実際の比較をしてみました。
やり方は、1杯目に生ビール大を注文し、飲み干します。
その後、瓶ビールを注文し、空いたジョッキに注いでいきます。
それでジョッキが満タンになるのか?ならないのか?
満タンなら、瓶にどれだけ残っているのか?
という比較をしました。
実験結果
結論としては、ジョッキが満タンになり、更に瓶には50-100mlほどビールが残っていました。
つまり、瓶ビールは生ビール大より量が多いことは明らかになりました。
瓶ビールが500mlの内容量ですので、生ビール大の量は、おそらく450ml位ではないかと推測します。
(この推測はあたってました)
次に、カロリー数から推測してみましょう。
カロリーから計算
かっぱ寿司はメニューにカロリー数が書いてあるので、それで計算すると、
210kcal/500=0.42kcal/ml
という計算式が成り立ちます。
生ビール大は189kcalですので、
189kcal/0.42kcal=450ml
という計算結果となります。
・生ビール(大)は450ml
・瓶ビールは500ml
の内容量
ということが明らかになりました。
実質のml単価
ここで疑問。
瓶ビールの方が沢山入っているのに生ビール大より安い。
って思いますよね。
それ正解です。
消費税10%として、両者のmlあたりの単価を計算してみましょう。
生ビール(大)
550円+税で、605円です。
605円÷450ml=1.34円/mlとなります。
瓶ビール
480円+税で、528円です。
528円÷500ml=1.06円/ml
となりました。
単価が大きく違う
つまり、瓶ビールの容量あたりの単価は、生ビール(大)と比較して、約79%となり、瓶ビールの方が20%以上コスパが高いと言えます。
一応生ビール(中)でも計算してみた
生中は、126kcalとありますので、生ビール大と比較すると、
189kcal/126kcal=1.5
となります。
つまり、生ビール大は生中の1.5倍入っている。
さらに言えば、容量は、1.5で割り戻せば
となります。
価格が380円+税=418円ですので、
418/300=1.39円/ml
となります。
生ビール大が特別コスパ高いわけではない
以上を考えると、
生中:1.39円/ml
生ビール大:1.34円/ml
となり、そこまで差は大きくないことがわかります。
無理して大を頼む必要はなく、そこそこ飲みたいだけなら生中を頼めば良いということも明確になりました。
ちなみに缶ビールは?
おまけに、アサヒスーパードライのコンビニ価格で計算してみましょう。
350ml缶が税込みで230円として、mlあたりの単価は、
230/350=0.65円/ml
となります。
瓶ビールよりもコスパ高いですね。
まぁかっぱ寿司も外食だから、缶ビールよりはコスパは悪いですよね〜。
ここと比べるのはやや厳しいか。
比較表
テキストでは分かりづらいですよね。
かんたんな比較表を作ってみました。
種類 | 生ビール大 | 生ビール中 | 瓶ビール | 参考)缶ビール |
内容量 | 450ml | 300ml | 500ml | 350ml |
カロリー | 189kcal | 126kcal | 210kcal | 147kcal |
1mlあたりの単価 | 1.34円 | 1.39円 | 1.06円 | 0.65円 |
コスパ(瓶ビールを100%とした場合) | 79% | 76% | 100% | 163% |
生ビール半額キャンペーン中なら生大の方がお得
かっぱ寿司は、定期的に生ビール半額キャンペーンが開催されます。
生ビール(中)・生ビール(大)が何杯でも半額!という企画ですね。
このときには、当然コスパは倍増することになります。
生ビール(大):605円÷900ml=0.67円/ml
となり、瓶ビールと比較しても58%もコスパが上昇します。
文句なくお得ですし、市販の缶ビールと比べても同じくらいのコスパとなります。
このキャンペーンを狙えば、非常にお得にビールが楽しめますよね。
まとめ
かっぱ寿司は寿司やサイドメニューが非常にお得に食べられるので、ついついアルコールも頼みたくなってしまいますよね。
今回の記事で明らかになった以下の2つをしっかり頭に入れて、賢く注文しましょう。
- 生ビール(中)や生ビール(大)を頼まず、瓶ビールを頼むのがお得
- 生ビール半額キャンペーンのときは、生ビール(大)を頼むのが圧倒的コスパ高
それでは、楽しいかっぱ寿司ライフを!!